昨今のリア充アピールについて思うこと


コラム - 昨今のリア充アピールについて思うこと



最近、さまざまな情報ツールが登場し、自己表現の手段が増えてきた。

フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどは、自分の私生活を公開して多くの人に見てもらい、そこにイイねという評価を得ることができる。

インターネット上では実に社交的で、自己の情報を惜しげもなく公開しているのにもかかわらず、近所付き合いは一切なく、挨拶もしない。
職場や学校のコミュニティーでもきわめて地味。
そんな人も少なくないだろう。


本当は誰かと繋がりたいのにもかかわらず、関わり方がわからないのか、本当の自分をさらけ出すのが怖いからなのか、実際の行動とバーチャル空間上の個性とがマッチしないのだ。


おそらく本人はもっと自分を知ってほしいとか、構ってほしいと思っているのだろう。
その理想の姿がインターネット上で公開している自分自身ということとなる。

しかし、そんなことをしていては、いつまでたっても本当の自分が満たされることはない。


それはおそらく本人が一番理解しているのだろうが・・・



そうしたネット上で公開された自分に、他人からの高評価がつけばつくほどに、本人はありのままの素の自分を出せなくなり、いざ本当に交流するという場面で苦労する。


つまり自己表現すればするほど現実の自分との乖離が広がり、それが自己嫌悪となって自分を傷つけるのだろう。



もし自分が孤独感を乗り越えたいと思うなら、過剰な自己表現はすぐに辞めるべきなのだ。
ネット上で架空の人間関係を続けていても、心が満たされることはまずない。


誰かに認められないと思う前に、まずは自分が自分を認める必要がある。
自分が自分を認めるには、ありのままの自分を受け入れる事からしか始まらない。



最近よく聞くインスタ映えなどという言葉は、物の充足感はあるけれど、心の充足感は無いということを示しているとしか思えない。


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