薬物療法では「抗うつ薬」がおもに使われる





■ 薬物療法では「抗うつ薬」がおもに使われる

抗うつ薬を使った薬物治療では、次のような効果が期待できます。

・ひどい憂うつ気分の改善
・不眠の改善
・症状が安定した後の再発防止

薬の服用にあたっては不安や疑問点もあると思います。

「飲み始めたけれど、症状が改善されません。」
抗うつ薬は飲めばすぐに症状がよくなるというものではありません。ある程度の時間を要しますので、あせらずに服用を続けましょう。

「効いてないみたいなので、薬を多めに飲んでも大丈夫ですか?」
服用の頻度、量は必ず医師の指示を守ってください。また、薬の効果があらわれ出すと「もう治ったのでは」と勝手に服用をやめてしまう患者さんもいますが、それもやってはいけません。うつ病を繰り返さないためにも、薬の服用は欠かせない治療のひとつなのです。

「他の薬と一緒に飲みたいです」
組み合わせによっては副作用が考えられます。服用している・服用したい薬がある場合は必ず医師にそのことを伝えてください。

「副作用にはどんな症状がありますか?」
主な症状としては、のどが渇く、吐き気がする、嘔吐する、めまい・たちくらみ、眠気が取れずだるい、便秘、排尿量が減るなどがあげられます。どうしても辛い、不安に感じるときは医師に相談してください。

うつ病治療に用いる抗うつ薬にはさまざまな種類があります。薬の特徴や効果を正しく理解することが大切です。

薬の種類 特徴・効果
抗うつ薬 薬物治療でおもに用いられる薬。不安感や憂うつ感を抑える。ものごとに取り組む意欲を高める。
睡眠薬 不眠の解消・改善。
抗不安薬 抗うつ薬と併用されることが多い薬。不安感・緊張感を抑える。
気分安定薬 双極性障害の治療で抗うつ薬と併用されることが多い薬。気分を安定させる。
抗精神病薬 自殺の危険性を抑えるためなど、症状が重いときに用いられる薬。



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